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ドレミを速く読むコツ

  • 執筆者の写真: 実佳 匂坂
    実佳 匂坂
  • 2024年4月11日
  • 読了時間: 3分

更新日:2024年4月12日

前回まで楽譜の読み方について説明してきました。

楽譜の読み方は分かったけれど、ドレミをはやく読めるようになりたい!という方向けに今日は書きたいと思います。


まず初めに、早く読めるようにするためにはトレーニングが必要です。

この記事を読んだからと言ってすぐに早く読めるようになるわけではありません。

これを聞いてがっかりされた方もいるかもしれませんが、速く読むために覚えると役に立つこと、トレーニングのやり方について今日はお話ししますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。



①ドレミを速く読むには…

ドレミ(音の高さ)の読み方については「楽譜の読み方part3」のブログで説明していますのでまずそちらを理解してください。


その上で、早く読むためにおすすめの方法は、楽譜の特定の場所の音を丸暗記することです。

これは自分が覚えやすい音で大丈夫ですが、4~5音覚えるのがよいと思います。

ト音記号・ヘ音記号のそれぞれの例を挙げます。


・ト音記号の場合

五線それぞれの上に書く音を覚えます。

下の線からミ・ソ・シ・レ・ファとなるので、これを覚えてしまいましょう。

すると線の上の音はそれだけですぐ読めるようになります。

また、線と線の間の音は上下どちらかの線の上の音から一つ数えることですぐ読めます。

例えば第1線と第2線の間の音なら、「第1線がミだから、その一つ上でファ」といった感じです。

・ヘ音記号の場合

ヘ音記号の二つの点があるところがミ・ソ、その一つ下の間が ド、もう一つ下の間が ラ です。

なので、下から線の間の音をラ・ド・ミ・ソと覚えます。

線の上の方が覚えやすい人は、下の線からソ・シ・レ・ファ・ラと覚えてもOKです。

②トレーニングの仕方

五線にト音記号を書き、全音符で適当に音を書きます。

まずは線の上の音のみをしっかり練習しましょう。(トレーニング①)

1回読めたらおしまい、ではなく何も考えなくても反射的に読めるようになるまで何度も繰り返し同じ問題をやります。

線の上の音に慣れたら、今度は線の間の音のみの練習をします。(トレーニング②)

同じように、止まらずスラスラ言えるようになるまで練習しましょう。

最後に線の上、線の間の音を混ぜて練習します。(トレーニング③)

どうでしたか?

これを何日か繰り返したら、前より速く読めるようになるはずです。

慣れてきたら、徐々に五線の外の音域もやってみましょう。


※この記事の覚え方は、記憶力・理解力がある程度ついている人(目安は小学生以上)向けです。小学生未満の方はド〜ミなど狭い音域からだんだん広げで行くのが良いと思います。

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