上手にピアノを弾くには?
- 実佳 匂坂
- 2024年6月6日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年6月11日
ピアノを習うからには、上手に弾けるようになりたいですよね。 でも残念ながら思っているだけでは上手になれません(笑)
上達するための簡単なポイントを今日は3つご紹介します♪
目次
1.大前提

まず練習をしましょう。
↑こちらのブログでもお伝えしていますが、練習無しでは上達しません。
あの子はピアノ上手でいいな〜と思う子もきっと家では練習を頑張っているのだと思います。
じゃあどのくらい練習すればいいの?
最低限、楽譜を見て迷いなく指が動く、曲を通せるくらいには練習しましょう。
楽譜を見なくても弾けるとなお良いですね。
難しい曲になってくると、弾けなくてイライラするから練習しない。
これでは当たり前ですが、いつまでたってもできるようにはなりません。
毎日諦めずに練習していると、いつの日にかスッと弾けるようになります。(私自身何度も経験があります!本当です!笑)
この瞬間は練習頑張ってよかった、ときっと感じられるはずです。
上達するかどうかは、個人の元々の能力も少しはありますが、練習によるところが大きいと個人的には思っています。
指が動くようになったら、強弱など曲想や、レッスンで教えてもらったことを意識して練習し、それらも体に覚え込ませてください。
練習は、「クセづけ」です。
頭で考えて毎日やっていると、体が覚えて考えなくても自然にできるようになっていきます。練習は必ず毎日やりましょう。
2.自分の音をよく聴く

生徒さんに
「自分の音は聴いてる?」と尋ねると、
「あ、聴いてない…」「分からない…」
という答えが多く返ってきます。
指を動かすのに必死で聴けていない人が結構多いと感じます。
でもピアノを聴いている人は、「聴こえてくる音」で上手か下手かを判断します。
まずは自分の音をよく聴き、どんな音が出ているか、自覚しましょう。
音が聞こえている、だけではだめです。
強い音柔らかい音など、どんな音か出ているか注意深く聴いてみてください。
そしてその曲には今の音の出し方があっているのか考えてみてください。
違うと感じるようなら、違う音の出し方を探してみましょう。
必ず弾きながら自分の音を聴くことをやってほしいですが、自分の演奏を録音するのも、客観的に聞けるのでおすすめです。
3.先生の動きに注目

上手になるためには、どういう弾き方をしたら、どんな音が出るのか結びつける必要があります。(このレベルになってくると電子ピアノでの練習は難しいです。)
そのために、レッスンで先生が弾いてくれるのなら弾き方ををよく見ましょう。
よく楽譜を見ながら聴く人がいますが、それでは、どんな音が良いのか、という50%の情報しか得られません。
聴くときは、指や手首、腕などの体をどう使っているか、タッチの強さや速さはどんな感じか、ペダルの踏み方はどうか、など先生の動きをよく見ながら聴きましょう。
どういう弾き方をすると、どんな音が出るのか聴き、それを真似してみてください。
そうして自分が出した音が良い感じだったら、自分が今した弾き方はどんなだったか考えましょう。
聴こえてくる音と弾き方をしっかりリンクさせることが大事です。
練習でもいつもこれを繰り返せば、こんな音を出したい、と思ったら自然と体もそういう弾き方ができるようになります。
いかがでしたか?
すぐには出来るようにはならないので、諦めてしまう人も多いのですが、そこをなんとか踏ん張って続けてみましょう。
「継続は力なり」です。
皆さんの上達のヒントになれば嬉しいです😊
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