ドレミとイロハ
- 実佳 匂坂
- 2024年8月4日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年8月29日
突然ですが、ドレミファソラシドはどこの国の言葉かご存知ですか?
正解は…
イタリアです。
音楽は最初、イタリアを中心に発展したので音楽用語にはイタリア語が多く使われています。
ドレミはそのまま日本など他の国でも使われていますが、実は日本語での音の呼び方もあるのをご存知ですか?
ドレミファソラシド
は日本語の音名では
ハニホヘトイロハ
となります。
昔の「あいうえお」のようなもので「いろはにほへと ちりぬるを〜」というのがありますよね。
その「いろはにほへと」を、ラの場所から始める形です。
そうすると、ドの位置には「ハ」が来るので、ドレミファソラシドは、「ハニホヘトイロハ」となります。
ちなみにドレミファソラシドを階名、ハニホヘトイロハを音名と呼びます。
ハ ニ ホ ヘ ト イ ロ ハ
これを覚えていると意外と便利なことがあります。

例えば「ト音記号🎼」
「ト」はソですね。
ト音記号はソの位置を表す記号というわけです。
ト音記号を書き始める中心部は第2線(下から二本目の線)ですが、この第2線に書く音がソになります。

ヘ音記号も同様で、へ=ファなので、書きはじめの第4線がファの音になりす。

それからハ長調や、イ短調など、調名を表すときも使います。
長調・短調は簡単に説明すると、明るい調が長調、暗い調は短調です。
ハ長調(ハ=ド)は、ドが主音(音階の始めと終わりの音)の明るい調、イ短調(イ=ラ)はは、ラの音が主音の暗い調ということです。
多くの曲は主音でメロディーが終わることが多いので、ハ長調の曲はたいていドの音で終わります。
なぜソ音記号やド長調と言わないのかと疑問に思う方も多いかもしれませんが、日本語には日本の音名を使うようです…笑
ちなみに英語もラ=Aで、ドレミファソラシドは「C D E F G A B C」です。
ドイツ語は、アルファベットの読み方は英語と異なりますが、「C D E F G A H C」で、シの音のみ異なります。
ラが始まりと覚えるととても便利です。
ハニホヘトイロハ
よかったら覚えてみてください😊
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